英検１級が壁だと感じる方の多くは、その圧倒的語彙数を例に挙げられるのです。
また、各章の感想も合わせてアップしていきますね！
文単１級の前の語彙のマスト本はパス単です
文単１級の魅力に入る前に、あなたに把握して欲しいことは、
文単１級は英検１級の大問１の語彙問題以外で効力を発揮するという事実です。
英検１級の語彙セクションで合格者平均は18点です。
これは単語本をあれこれやらずにパス単だけで到達可能です。
特に最近はその傾向が顕著になっています。
そのために語彙問題では文単１級は使用しない！と割り切った方が良いですね。
語彙問題で合格者平均点が確実に取れる。1級チャレンジャーは避けて通れない本。単語の羅列なので覚えにくいが的中率が高い。
語彙に関しては自分は自信がある（実際に満点近く取った回もあります！）ためパス単はオススメ度NO1です。
文単１級について
文単１級は語彙セクションで有効か？
今日の本題に入ります。
文単１級は長文やリスニングにも使えて英検1級の合格力を底上げする本である。慣れてくるとCDが遅く感じるが実力がついた証拠でもある。本書の持つポテンシャルを軽く見ると長い目で見ると損をすることになる（と僕は気づいた）。
文単１級メインで語彙セクションに挑むと恐らく10点前後しか取れないと思われます。
では、この本は単語本ではないのか？と言う疑問が生じることと思います。
結論から申しますと、本書は単語本です。
ただし、単語だけを覚えようとする学習法では本書の魅力が1割も掴めません。
文単１級の本質的な存在意義
文単１級は、英検１級の出題者が解答者に伝えたいメッセージ集です。
すなわち、本書は長文読解やリスニングのパート２の過去問を要約した本だと言うことです。
過去問を解いていてその事実に気がつきました。（もう少し早く気づいておけば連敗せずに済んだのに）
すなわち、本書をやりこむという事は、全体の得点率の上昇に大きく貢献することを意味するのです！
文単１級の魅力を最大限に引き出す学習法
まず、本書のレベルは高いと思っていただいた方が安全だと思います。
自分は、本書を購入した数年前は全く歯が立ちませんでしたが、
6回ほど回した今ではリスニング教材として使用できる程度には消化できています。要領が良い方は1周目で把握できるとかと思われます。
では、僕が使用した手順を書かせていただきます。
- １周目では、音声を聞かずに読解し要点を整理します。
- ２周目では、音声を聴きながらスクリプトを見て前から意味を取ります。
- ３周目では、音声だけを聞いて意味を取ります。
- ４周目では、単語を小さい文字の箇所まで覚えていきます。
- ５周目では、本を見ずにリスニングで一語一句を聞く作業をしていきます。
- ６周目では、シャドーイングを行います。
- ７週目では、２回目のシャドーイングを行なっています。（進行中！）
文単１級の各章の感想
歴史・文化
-
-
英検１級文で覚える単熟語の歴史・文化の感想
続きを見る
社会・経済
-
-
英検１級文で覚える単熟語の社会・経済の感想
続きを見る
科学・技術
-
-
英検１級文で覚える単熟語の科学・技術の感想
続きを見る
環境・食料
-
-
英検１級文で覚える単熟語の環境・食糧の感想
続きを見る
医学・心理
-
-
英検１級文で覚える単熟語の医学・心理の感想
続きを見る
文単１級を今後も愛用していきます
次第にリスニングにおいて内容の自動化ができてきた感覚があります。
英検１級ホルダーの『ぐでぐでブログ』さんの下記記事にありますように、本書の効果は抜群です。
僕もシャドーイングに取り組んでいる最中です。
正直、不得意だと思う文章ではシャドーイングが遅れ気味に感じます。
その遅さを克服したいと思います。 しかし、本書の立ち位置を再確認した瞬間から点が取れる自信が湧いて来そうです！
これは大きく点数に作用すると思います。
これからも大切に学習を積み重ねて参りたいと思います。
お読みいただき、ありがとうございます。
